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Q.C.M.リテーナワイヤ 作製手順

より詳細な内容については、取扱説明書をダウンロードしてご利用ください。

▶Q.C.M-取扱説明書.pdf

サイズ選定を行います。

プラスチック部の扁平部が、両側犬歯の最大膨隆部を覆うことができるサイズを選択してください。

正中部をセロテープ等で模型に仮止めします。

ガムテープのように、粘着力の強いテープは使用しないでください。 (強力粘着剤に含まれる溶剤でプラスチック部が変色することが稀にあります)

ヘアードライヤーの熱風をプラスチック部にあて、模型の歯型に軽く沿わせます。

指の腹、または先端部が角張っていないインスツルメント等を使用して、プラスチック部を軽く圧接してください。

ループの調整はプラスチック部に熱風をあてた時に行います。

プラスチック部に熱をあてて柔らかくなった時に、金属線を軽くひねってループが歯肉にあたらないように調整してください。

*プラスチック部(金属線とのジョイント部も含む)は、プライヤーで把持しないでください。

沿わせたリテーナーを模型から外してクラスプを作製し、床を作製します。

クラスプが組めない場合は、あらかじめパラフィンワックス等で歯間等で覆い、模型を立てて、レジンモノマーがプラスチック部に触れないようにしてください。

*レジンモノマーがリテーナーのプラスチック部に触れると破折します。

リテーナーの金属線を臼歯部に沿わせて、クラスプにろう着します。

ろう着時に炎の熱が金属線からプラスチック部やレンジ床に伝達しないようにしてください。熱緩衝作用のある固定材を用いてクラスプがレンジ床に入る部分と、プラスチック部と金属線とのジョイント部を覆ってください。

床、金属部の研磨を行います。

*リテーナーのプラスチック部分は研磨しないでください。
変色や破折の原因となる恐れがあります。

最終調整を行います。

前歯部の沿いが甘い場合は、再度熱風をあてて圧接するか、ループで微調整してください。