マルチサクションドレーン工法

不透気部付ドレーンを用いた真空圧密工法

マルチサクションドレーン工法とは

特長

マルチサクションドレーン工法の特長

施工フロー

上端部を不透気加工した鉛直ドレーン(プラスチックボードドレーン)を打設後、配管を行い真空装置を運転させます。計測結果を基に運転停止時期を判断し、停止させます。

マルチサクションドレーン工法では、あらかじめ規定長の不透気部を設けるため、打設深度の管理は重要です。打設深度は施工管理システムにより厳密に管理します。

排水システム

マルチサクションドレーン工法では、不透気加工した鉛直ドレーン材を直接集水管へ接続します。これにより負圧のロスの低減を図ります。
接続箇所が露出していることから、排水状況が直接目視で確認できます。また、不具合等が生じた場合への対処が容易です。
水上施工時には、専用のジョイント部材を用いて接続します。

計測システム

真空設備や地盤を常時計測して、運転状態や圧密の進行を把握します。
自動計測による連続計測も可能です。
大規模工事や複数の箇所を同時に施工する場合は集中管理方式で効率的に計測します。